2019年01月30日

明治乳業争議の本質は、利潤第一主義の(株)明治が、たたかう労働組合を潰すため、賃金差別・人権侵害行った不当労働行為事件です。中労委が付言で明治に解決を求め、東京地裁が二回にわたり和解勧告をしても明治は拒否し、係争中です。

(株)明治は、株主総会の答弁で、「この争議は終わっている」と報告し、要請書の受け取りも話し合いも拒否していますが、人権侵害は労使が話し合わなければ終わりません。

 争議の到達点は、賃金差別も人権侵害も事実と認定した中労委付言、東京地裁もそれを追認し、二度にわたり和解勧告をするなど、潮目は変わり、(株)明治は解決を迫られています。
 筆頭株主のみずほ銀行は、争議解決を明治に求めています。日経連と経団連の常任理事をやりながら明治乳業の社長をやっていた島村靖三名誉顧問も小関団長に「早く終結するといいね」と述べています。

 私たちは、(株)明治が2000年以降、食品事故36件、死亡事故7件、賃金差別などの争議12件を引き起こした事実を告発してきました。社員の人権を守らない企業は、消費者の人権も守らないということです。35年にわたる長期争議を解決しないため、(株)明治は、疲弊し行き詰まっています。

 明治乳業と明治製菓は、2009年に「環境激変に耐え切れず」(東洋経済)経営統合しました。統合の目的は、相乗効果の発揮と海外進出です。2020年の売り上げ目標を1.5兆円としましたが、いつの間にか1.35兆円に減額しました。2018年度決算発表を見ると、売上高が初めて前年割れ、海外売上高比率は7%、主力の食品部門は4%と低迷です。それをどころか、粉ミルクセシウム事件の隠ぺいで中国市場から粉ミルク事業を撤退しています。
 明治HDの2019年3月期第二四半期の連結決算は、売上高0.1%増、営業利益2.9%減、経常利益4.9%減、純利益21.9%増(化血研を子会社にし65億円の特別利益を計上)です。

明治乳業争議を解決しない(株)明治をめぐる経営状況は深刻です。
一つは、薬事法違反すれすれの高機能商品の売上が減少に転じたことです。
「かねて業績のけん引役だった主力の機能性ヨーグルトやチョコレートなどがそろって苦戦している。商品の高い機能を訴え価格を引き上げる戦略を続けてきたが踊り場を迎えた。(8/7日経)」と深刻です。
 明治R−1ヨーグルトがインフルエンザに効く、明治高カカオチョコチョコレートは脳の若返りに効く、など薬事法に反するような誇大広告が国会で追及され、メディアが取り上げました。また、新宿区などの学校給食牛乳異臭事件は原因が特定されていないにもかかわらず、酪農家に責任を転嫁する姿勢が追及され、新宿区は(株)明治との契約を解除しました。食の安全を守らない明治に対し、消費者の不買が売り上げ減につながっています。 

 二つ目は、業績低迷のツケを社員リストラと地域経済にしわ寄せし、企業の社会的責任が追及されています。
 根室工場、北陸工場、十勝帯広工場、北上工場の閉鎖を発表し、社員と地域社会の不満が高まっています。

 三つ目は、TPPが2,018年12月30日に発効し、明治に激震が走っています。乳業協会の分析では、北海道のチーズ工場などは壊滅、都府県の酪農業も壊滅に追い込まれると分析しています。これに対する対策が見えません。

 こういう情勢ですから、【「明治の川村和夫社長(64)に託された最大の課題は「悲願」のグローバル化の加速だ。高い成長が見込めるアジア市場の開拓に手腕が問われる。(2018/5/11 日経)」】と報道しています。今年は統合10年ですが、斜陽産業から抜け出す方策やグローバル化は遅々として進んでいません。

いま、(株)明治は生き残りをかけ、オリンピック商戦と海外進出に未来をかけています。
 国連が企業に求めている普遍的価値は、人権擁護、差別撤廃などです。私たちは、(株)明治が労使紛争などのない健全な企業体質に立ち返ることがオリパラスポンサー契約の前提条件であることを関係各位に指導啓発されることをILOに要請します。
  明治HDの川村和夫社長、(株)明治の松田克也社長、食の安全と人権を守るまっとうな企業にならない限り、未来はありません。この争議解決は、名誉顧問も筆頭株主も消費者も社員も求めています。一日も早く話し合いのテーブルに着くことを求めます。私たちは、この争議が解決するまで、(株)明治食品の不買運動をおこし、(株)明治を社会的に包囲し、東京高裁を舞台に、断固たたかう決意をしています。



posted by こたやん at 21:21| Comment(0) | 明治乳業争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月29日

明治HDの業績低迷、株価低迷の理由  明治乳業と明治製菓は、2009年に「環境激変に耐え切れず」(東洋経済)経営統合!目的の相乗効果の発揮と海外進出は失敗!賃金差別、人権侵害争議がオリンピック商戦と海外進出の障害になっている。

明治乳業争議の本質は、利潤第一主義の(株)明治が、たたかう労働組合を潰すため、賃金差別・人権侵害行った不当労働行為事件です。

(株)明治は、株主総会の答弁で、「この争議は終わっている」と報告し、要請書の受け取りも話し合いも拒否していますが、人権侵害は労使が話し合わなければ終わりません。

 争議の到達点は、賃金差別も人権侵害も事実と認定した中労委付言、東京地裁もそれを追認し、二度にわたり和解勧告をするなど、潮目は変わり、(株)明治は解決を迫られています。
 筆頭株主のみずほ銀行は、争議解決を明治に求めています。日経連と経団連の常任理事をやりながら明治乳業の社長をやっていた島村靖三名誉顧問も小関団長に「早く終結するといいね」と述べています。

 私たちは、(株)明治が2000年以降、食品事故36件、死亡事故7件、賃金差別などの争議12件を引き起こした事実を告発してきました。社員の人権を守らない企業は、消費者の人権も守らないということです。35年にわたる長期争議を解決しないため、(株)明治は、疲弊し行き詰まっています。

 明治乳業と明治製菓は、2009年に「環境激変に耐え切れず」(東洋経済)経営統合しました。統合の目的は、相乗効果の発揮と海外進出です。2020年の売り上げ目標を1.5兆円としましたが、いつの間にか1.35兆円に減額しました。2018年度決算発表を見ると、売上高が初めて前年割れ、海外売上高比率は7%、主力の食品部門は4%と低迷です。それをどころか、粉ミルクセシウム事件の隠ぺいで中国市場から粉ミルク事業を撤退しています。
 明治HDの2019年3月期第二四半期の連結決算は、売上高0.1%増、営業利益2.9%減、経常利益4.9%減、純利益21.9%増(化血研を子会社にし65億円の特別利益を計上)です。

明治乳業争議を解決しない(株)明治をめぐる経営状況は深刻です。
一つは、薬事法違反すれすれの高機能商品の売上が減少に転じたことです。
「かねて業績のけん引役だった主力の機能性ヨーグルトやチョコレートなどがそろって苦戦している。商品の高い機能を訴え価格を引き上げる戦略を続けてきたが踊り場を迎えた。(8/7日経)」と深刻です。
 明治R−1ヨーグルトがインフルエンザに効く、明治高カカオチョコチョコレートは脳の若返りに効く、など薬事法に反するような誇大広告が国会で追及され、メディアが取り上げました。また、新宿区などの学校給食牛乳異臭事件は原因が特定されていないにもかかわらず、酪農家に責任を転嫁する姿勢が追及され、新宿区は(株)明治との契約を解除しました。食の安全を守らない明治に対し、消費者の不買が売り上げ減につながっています。 

 二つ目は、業績低迷のツケを社員リストラと地域経済にしわ寄せし、企業の社会的責任が追及されています。
 根室工場、北陸工場、十勝帯広工場、北上工場の閉鎖を発表し、社員と地域社会の不満が高まっています。

 三つ目は、TPPが2,018年12月30日に発効し、明治に激震が走っています。乳業協会の分析では、北海道のチーズ工場などは壊滅、都府県の酪農業も壊滅に追い込まれると分析しています。これに対する対策が見えません。

 こういう情勢ですから、【「明治の川村和夫社長(64)に託された最大の課題は「悲願」のグローバル化の加速だ。高い成長が見込めるアジア市場の開拓に手腕が問われる。(2018/5/11 日経)」】と報道しています。今年は統合10年ですが、斜陽産業から抜け出す方策やグローバル化は遅々として進んでいません。

いま、(株)明治は生き残りをかけ、オリンピック商戦と海外進出に未来をかけています。
 国連が企業に求めている普遍的価値は、人権擁護、差別撤廃などです。私たちは、(株)明治が労使紛争などのない健全な企業体質に立ち返ることがオリパラスポンサー契約の前提条件であることを関係各位に指導啓発されることをILOに要請します。
  明治HDの川村和夫社長、(株)明治の松田克也社長、食の安全と人権を守るまっとうな企業にならない限り、未来はありません。この争議解決は、名誉顧問も筆頭株主も消費者も社員も求めています。一日も早く話し合いのテーブルに着くことを求めます。私たちは、この争議が解決するまで、(株)明治食品の不買運動をおこし、(株)明治を社会的に包囲し、東京高裁を舞台に、断固たたかう決意をしています。

posted by こたやん at 13:50| Comment(0) | 明治乳業争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月26日

明治Rー1ヨーグルトはインフルエンザに効くと朝イチなどで大宣伝!そのCM出演の 吉田沙保里さんが風邪、市販の薬が効いた。と言うことは、R−1は効かないという証明ですね。Rー1を実験した井上院長も「しょせんはヨーグルト」(東洋経済)と告白した。

吉田沙保里さん、日常生活でビックリ「20年ぶり」市販の薬効く!
 
 
 スポーツメーカーのアシックスは24日、不用になったウエアを再利用し、東京五輪で日本選手団が移動時などで着用する公式ウエアとして再生するプロジェクトを開始した。今月引退したレスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さん(36)が都内で行われた発表会見に出席し、リオ五輪時に最も頻繁に着ていたという黒いTシャツを提供した。
 
 吉田さんが引退後の日常生活でのちょっとした変化を明かした。10日の引退会見後に風邪をひいたというが、「市販の薬を飲んだら効いてビックリしている」と告白。現役時代はドーピング検査があるため、医者から弱い成分の薬を処方されていたが、市販薬を飲むのは中学生以来だといい、「20年ぶりです」と笑った。
 
2019.01.25.    ディリースポーツより転載


  明治のヨーグルト人気、交錯するそれぞれの思惑
機能性ヨーグルト「R−1」が大ヒット

toyokeizai.net/articles/-/8944?page=2

 インフルエンザが例年に増して猛威を振るう中、テレビなどで予防効果があると報じられた明治の機能性ヨーグルト「R─1」が大ヒットとなっている。
全国のスーパーやコンビニで品薄状態が続き、都内のイオンでは「お一人さま一個限り」と注意書きが張られている。ネットオークションでは、定価の倍以上の値段をつけ転売する出品者も現れた。
ブームの発端となったのは、有田共立病院(佐賀県有田町)の井上文夫院長が昨年8月に発表した研究結果だ。
有田町と井上院長は、2010年9月から11年3月まで半年間、明治から無償提供された「R─1」飲料タイプを、町内の小中学生約1900人に給食後1本、継続的に飲ませた。その結果、生徒のインフルエンザ発症率や欠席率が、周辺市町や県の統計の数値のわずか1割程度になったという。
この結果に飛びついたのがテレビ局だ。今年の1月23日、NHKの情報番組「あさイチ」が取り上げると、各局が「R─1はインフルエンザに効く」などと追随した。
NHKは「番組が特定企業の広告にならないよう、細心の注意を払っている」(広報局)とするが、こうした報道により人気に点火。生産が追いつかず、明治が1月下旬、ホームページ上に「品薄状態に関するお詫び」を掲載するほどの売れ行きとなった。

 「しょせんはヨーグルト」
だが、あまりの過熱ぶりに、風向きが変わり始めている。
「私はR─1の持つ可能性を示唆しただけ。しょせんはヨーグルト。皆さんには冷静になってほしい」。うんざりした様子でそう語るのは、前述の井上院長。連日テレビ番組に、「R─1」のインフルエンザに対する有効性を調査した専門家として引用されてきた張本人だ。
一部の報道では、インフルエンザ予防に効くと断定的な報じられ方がされたが、今回の研究結果が示したのはあくまで「可能性」にすぎない。民放キー局の役員は「テレビ離れが深刻な中、視聴者が食いつくネタがあれば、少しオーバーに報道することもある」と内情を語る。
さらに別の医療関係者は、実験の有効性そのものを疑問視する。「この試験は通常の臨床試験に必要な条件をクリアしていない。たとえば、被験者には実験の目的を隠さなくてはならないが、そうしなかった。被験者がヨーグルト以外にも生活上でインフルエンザ予防に注意を払えば、それが理由でよい結果が出てしまうこともある」(臨床学に詳しい牧瀬内科クリニックの牧瀬洋一院長)という。
科学的に立証されていない効能を商品上でうたえば、食品に関し医薬品のように効果を宣伝することを禁じた、薬事法に違反する。消費者庁などから商品の発売停止や回収を命じられる可能性もある。
消費者庁は「商品に直接、インフルエンザへの効能を書いてはいないため、メーカーを注意することはできないが、冷静な判断をしてほしい」と話す。


 行き過ぎた販売を警戒
「当社特約店の製作媒体にて薬事法・著作権法等の法令に抵触した内容を指摘された場合、当該ブランドに悪影響を及ぼすばかりでなく、商品の存在自体に影響を及ぼす可能性もある」──。明治では2月初旬以降、自社の営業員に向け「当社特約店に対する薬事法等の法令遵守 指導徹底の件」と題する文書を配布。販売現場で、過熱するテレビ報道に乗っかった違法な売り方が行われないよう、警戒を強めている。同社のある社員は「特約店によっては、実は薬事法に引っ掛かるような宣材物がすでに見受けられたケースもある」と明かす。


 明治は販売店が薬事法に違反しないよう徹底指導することを社内で通知


 明治は主力のヨーグルト「LG21」が東日本大震災で一部供給ストップを余儀なくされたほか、昨年12月には粉ミルクから放射性物質のセシウムが検出され、回収騒ぎに発展した。目下、業績は大幅に悪化しており、せっかくの明るい材料である「R─1」人気に水を差す事態は避けたい。当面は、神経をとがらせる日々が続きそうだ。
2012/04/12 12:03    東洋経済より転載
posted by こたやん at 19:56| Comment(0) | 明治乳業争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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