2018年02月08日

明治ホールディングスの株価下落が止まりません。日経が「 明治HDの17年4〜12月期、純利益10%増 高単価製品が好調 」と報道 しかし、「株探」は「明治HD、10-12月期経常は10%減益」と報道 明治乳業争議の話し合い解決を求めます。


 明治ホールディングスの株価下落が止まりません。

8日の(11:04)の株価は、8,260 円で 前日比 −320(−3.73%) です。

  日経が本日、「 明治HDの17年4〜12月期、純利益10%増 高単価製品が好調 」と下記のとおり報道しましたが、、株価は逆反応しています。

「株探」が昨日、「明治HD、10-12月期(3Q)経常は10%減益」と報道したとおり、業績が下降しています。

 不祥事続出で明治乳業争議をやっている場合ではない状況だと思います。

 明治に話し合い解決を求めます。




  
明治HD、10-12月期(3Q)経常は10%減益
 
 明治ホールディングス <2269> が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.4%増の743億円に伸び、通期計画の975億円に対する進捗率は76.2%に達したものの、5年平均の82.1%を下回った。
 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.7%増の231億円に伸びる計算になる。
 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比9.7%減の281億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.4%→8.3%に悪化した。
 2018/02/07(15:30) 株探ニュース



  明治HDの17年4〜12月期、純利益10%増 高単価製品が好調 
 
 明治ホールディングスが7日発表した2017年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%増の507億円だった。牛乳飲料「おいしい牛乳」や「明治 ザ・チョコレート」など利益率の高い製品が伸びた。販売促進費や広告宣伝費などを減らしたことも利益を押し上げた。
 売上高は微増の9368億円だった。アイスクリームやチーズが販売好調だった一方、主力のヨーグルト販売が苦戦したため。高機能ヨーグルト市場の成長が一服し、「明治プロビオヨーグルトR―1」の伸び悩みも響いた。
 営業利益は6%増の721億円、経常利益は10%増の743億円だった。スナック菓子「カール」を一部地域で販売終了するなど不採算製品の削減も利益率の改善につながった。国内乳価の上昇や輸入乳原料の価格高騰といった原料高の影響を吸収した。
 18年3月期通期の業績見通しは、売上高が前期比2%増の1兆2623億円、純利益が6%増の645億円とする従来予想を変更しなかった。
2018/2/7 20:30   日経より転載


posted by こたやん at 11:38| Comment(0) | 明治乳業争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明治乳業争議団の1.26旗開きで武石英紀千葉県委員会労働部長が連帯のあいさつ 日本共産党本部として明乳争議団からの支援要請に、「全力を尽くします」と約束 確信を深めている点が2点ある。第1は、勝つまで諦めないこと。第2は共同の力です。

  あけましておめでとうございます。

 日本共産党本部として明乳争議団からの支援要請に、「全力を尽くします」と約束し、その後、国会議員団が政府交渉の窓口の役割を果たしてきました。

 争議団と連帯してたたかうこと、同時に、そのたたかいから勇気づけられ確信を深めている点が2点ある。

第1は、勝つまで諦めないこと。このことが、舞台にもかけられている横看板―「潮目が変わった・・・」情勢に結びつけていること。

第2は共同の力。争議団のたたかいは、ナショナルセンターの違いを乗り越えて共同してたたかい、前進を切り開いている。これは、市民と野党の共闘が安倍政治の暴走をストップさせる新しい時代の先駆けとも言うべき先駆的ことだ。

日本共産党も市民と野党の共闘の発展に力を尽くし、希望の党と民進党の共闘を分断するという逆流を跳ね返すために、身を挺して共闘を優先して総選挙をたたかい、立憲野党の前進に貢献できた。

今度は、共産党をはじめすべての野党が前進し、共闘を発展させる決意だ。次期参院選挙では、比例7議席で千葉出身の椎名寿幸さん、千葉選挙区では今度こそ浅野史子さんを国会に送り出したい。

総選挙で失った斉藤和子さんの千葉県の議席を倍返しで取り返したい。

 最後に、連帯の思いと決意を述べて挨拶とさせていただきます。

posted by こたやん at 10:32| Comment(0) | 明治乳業争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(株)明治が1900人学乳異臭事件の原因を酪農家に押し付け隠ぺい!明治の食品事故36件の原点は、牛乳をヤシ油で水増したインチキ牛乳事件です。国会で追及され浅沼社長ら3人が辞任し国生会長が謝罪し厚生省に始末書を提出した。

明治HDと傘下の(株)明治(川村和夫社長)は、2000年の雪印食中毒事件以降、36件も食の不祥事をくり返しています。
その原点が1970年代に牛乳を水増ししてもうけるため、価格の安いヤシ油を牛乳に混ぜて販売したインチキ牛乳事件です。明治乳業は、この水増しで50億円もの利益をあげたとマスコミが報道しました。
 明治乳業はこの事件の発覚を恐れ、隠ぺいし、シラをきっていました。
 ところが、国会での追及、マスコミ報道などで追いつめられ、社長以下重役3人が辞任、国生会長が謝罪、そして、厚生省に始末書を提出し、事実上罪を認めました。
 田中議員は「ゆめゆめ公取との間になれ合いがあるというようなことのないように、委員長、気をつけていただきたいと思います」と注意を喚起しました。
  それでは、国会で田中寿美子議員が追及した議事録を紹介します。
  kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/068/1590/06805171590006c.html

◎ 明治乳業のインチキ牛乳を国会で追及   第068回国会 物価等対策特別委員会 第6号  昭和四十七年五月十七日(水曜日)
 
○委員長(長屋茂君)
 次に、当面の物価等対策樹立に関する調査中、当面の物価対策に関する件及び消費者行政に関する件を議題といたします。
 質疑のある方は順次御発言をお願いします。
○田中寿美子君
 私、きょう主として公正取引委員会委員長に、表示の問題でお尋ねするつもりでおりますけれども、けさの新聞に公取に関する二つの大きな問題が掲載されておりますので、最初に、その問題について、公取委員長の御感想、並びに経企庁長官に、物価と消費者の保護をあずかっておられますので、御感想をいただきたいと思います。
 一つは、明治乳業の異種脂肪混入の問題について。
 これはもうすでに私どもよく知っていたことですけれども、一昨年公取が検査をなすって、そしてそれがわかって、相当の量を植物油あるいはその他の異種脂肪を入れて出していた、大メーカーであるのに、四十億から五十億、年間それで余分なもうけをしていたんではないかと、まあ、きょうはそういうふうに発表されておりますけれども、その当時は、公取委員会はこれを伏せていらっしゃいました。で、私、この問題点は、次の点にあると思います。公正取引委員会が指定機関として国立衛生試験所に検査を依頼された。幾つかの業者の牛乳をとって検査させて、それで異種脂肪が出てきた。で、まあそれ、最初は忠告ですか、あるいは警告を与えて、その後一、二カ月後にもう一度検査した。その検査は、業界の検査機関ですね、業界の検査機関に検査をさした結果、もう異種脂肪は出てこなかった。そういうことで、そのまま隠してあった。それが、ことしの四月に、衆議院の物特で社会党の武部先生が問題にされてから次第に明るみに出てきた問題なんですが、その間に、昨年は明治乳業が厚生省に対してわび状のようなものを入れた。始末書をとられている。そして、なかなか明治のほうでそれを認めないということで、ついに農林省のほうから、畜産局長のほうから注意を受けた。まあ時日は相当経過しておりますけれども、たいへん大きなメーカーがそういうことをしていたということについて、公正取引委員会が何となく隠蔽していたんではないかという感じがすることが重大な問題だし、もう一つは、公正取引協議会に私は問題があると思う。公正競争規約をつくっている業界の公正取引協議会が自主規制をするのは、これは私はいいことだと思います。何でもかんでも役所が監督をしたり、手入れしたりするのが何もいいことではありませんから、自主的に規制するのはいいんですけれども、公正取引協議会そのものに私はちょっと問題があるように思うのですね。この問題も、少しあとで議論するとして、一つ、明治乳業のこの問題。
 (中略)
○政府委員(谷村裕君)
 たいへん内容のたくさんありますことを二つお聞きになりましたので、要約してお答えする以外にないと思いますが、まず最初の牛乳のことでございます。
 これは、一昨年の九月に私どもが試買をいたしまして、試みに買いまして、そしてその牛乳の中に何か異物が入っていないかどうかということを検査いたしますために、国立衛生試験所の慶田と申される方に私どものほうからお願いをいたしたわけでございます。そして、その検査にかなりの日がかかったわけでございますが、結果としまして、昨年の四月に入りまして、そのうちの数種のものについては異種脂肪が混入していると認められる、あるいは異種脂肪が混入している疑いがあるということを、正確に申しますと去年の三月の三十日に、私ども、その報告を受けたわけでございます。そこで、私どもとしては、そういう試験を実は国立衛生試験所の慶田氏にお願いしてやっていただいたわけでございますが、それだけをもって直ちに何らかの手段をとることは慎重を期さなければならないと思いまして、さらに、たしか六月でございましたが、工場に立ち入り検査をいたしまして、そうして、実際にそういった牛乳を製造している工場で、さようなことをやっているかどうかというような証拠をつかむに足るようなものをさがし出そうということをやったわけでございます。ところが、遺憾ながら、そのとき私どもとしては十分な確証を得るに至りませんでした。一方、私どもといたしましては、さらに検査をする必要を感じ、また市中の牛乳を試みに買いまして、そしてまた国立衛生試験所に検査をお願いしようというふうに考えたわけでございます。と同時に、クロスチェックということも必要であると思いまして、これでもやはり検査をしていただく、そして検査結果というものを、一つだけではなくて二つも三つも重ねてみたいと、かように思ったわけでございますが、そのときは、業務の都合上、どうしても国立衛生試験所のほうでお引き受けいただけなかったのでございます。これはまことに私どもとしては残念なことでございましたが、やむを得なかったことでございました。そこで、民間の団体に二カ所お願いして、再び検査をやっていただいたわけでありますが、それは、結果としては、そういう異種脂肪の混入は認められないというふうなのもございました。同時に、東京都におきましても、たしかそのときに牛乳の検査をしたわけでございますが、異種脂肪の検出は認められないという報告を受けたわけでございます。
 かような問題につきましての私どもの態度といたしましては、やはり疑いがありますときに、直ちにそれをもって公表するのがいいか、もう少し慎重に調査を進めた上で何らかの処理をしたほうがいいかということについていろいろ考えたわけでございますが、私ども委員会といたしましては、やはり業者のお互いの間のいろいろな競争関係もございますし、また、消費者に対していたずらなる不安を与えてもいけないのではないかという配慮もございました。一方、また逆の配慮もあるわけでございます。彼此勘案いたしまして、いましばらく調査結果を十分に見た上にしようということにしたわけでございます。隠蔽というふうに言われましたが、私どもの扱いとしまして、どの段階になればこういうものは公表に踏み切るか、どの段階のものであれば……、それはやはり一つの人権の問題というと少し大げさになりますが、慎重に取り扱ったほうがいいかという判断がそこにあったわけでございます。なお、その間におきまして、新聞に、どういうニュースソースか存じませんが、私どもで疑いがあるという報告を受けました六社のうちの四社の名前が報道されたことがございました。そして、その結果が国会において御質問を受けるという結果になりましたが、私どもは、先ほど申し上げましたような理由によって、いましばらくそういう問題についての発表については慎重を期したいという御答弁を申し上げてまいってきたわけでございます。
 その後におきまして、先ほど御指摘になりました公正取引協議会等におきましても、随時、単に東京に限らず、全国にわたって試買検査を行なうというふうなことをやってまいりましたが、私どもがその際業者を個別に呼びまして注意を与え、管理体制について十分遺憾なきを期するようにということを申しました結果であるかどうか、それはわかりませんが、異種脂肪混入の事実というものは認められず、したがって過去のものとなりましたので、いつまでも秘匿しておくということでもないと思い、また一方、どうしたはずみからでございますか、ただいま御指摘の明治乳業のことについて厚生省のほうが始末書かなにかを取られたというのが公になりまして、その結果、それについても国会で御質問になるということがあり、さようなことであれば、むしろ、ぼつぼつとそう出るよりも、過去のことでもございますし、この際、御質問に応じてすべてを申し上げたほうがよいであろうという判断のもとに、先般、衆議院の物特において、六社の名前を、私どもとしては当時疑いを持たれたものとしての会社の名はこうこうであったということを申し上げたわけでございます。私どもは、私どもの立場においての十分な検査機関もなく、また、いわゆる監督官庁としての所管官庁でもありませんので、十分に乳業の実態に立ち入って、どの段階で、どのようにして、故意にか、偶然にか、過失によってか、入ったかということについての取り調べをするだけの十分な組織機構を持っておりません。それでその点につきましては、厚生省、農林省等にもいろいろとお願いをしておったわけでございますが、いまもって、私どもといたしましては、そのときの検査結果というものが、はたしてそのとおり真実であり、かつ、それは業者の手によって故意になされたことであるかどうかということについての、私どもとしては、いまだ心証を得ておりません。なお、この問題については今後ともしっかりやってまいるということを、その当時も御答弁申し上げたわけでございます。
 厚生省に対しまして明治乳業がどのような意図のもとに始末書を出したのであるか、また、本日の新聞報道によりますように、農林省がどういうふうな立場においてどういう内容を承知の上で何をなすったかということについては、ただいまのところ、私はまだ存じておりません。実は、けさの新聞によってそういうことを知ったわけですが、もしほんとうに社長以下の方が引責辞職されるというふうなことが真実でありますとするならば、そこに業者としてどのような意味において責任をお感じになったのか、故意にやられたのであるか、どうしても入っていたということが事実であったとお認めになったのか、あるいは疑いを持たれたことが申しわけないといって引責されたのであるかは、私はそういうことは存じませんが、私どもの立場におきまして、過去において、さようなことをいたしましたことについてそのように扱ってまいりましたところは、こういう問題についてはやはり私ども並びに厚生省、農林省等において十分その実態を突きとめた上ではっきりしたほうがよろしいと、さように思ってやってまいりましたことであり、また、今後におきましても、さような努力は私どもとして怠らない、かようなつもりでおるわけでございます。それが第一の問題でございます。
 (中略)
○田中寿美子君 
それじゃ、ちょっといま疑点がありますので、もう少し明らかにしていただいて、もう少しあとで御意見を伺いたいと思います。
 先のほうの問題なんですがね。まず、明治乳業のほうのことですけれども、私、公取委員長の話を聞いておりますと、実は異種脂肪の混入が故意にされたかどうかもわからない、あくまでもまだ真偽のほどはわからないような言い方なんですね。これはたいへん重大だと思います。公取委員長というのは独禁法の番人だ、消費者の味方だというふうに私たち思っておるわけなんです。それで、現に社長以下重役三人が辞表を出しておるのですね。私ども消費者の団体と乳業の生産者やメーカーの代表と懇談をする会合がございました席上で、明治の会長ですね、国生さんという方がいらっしゃっておわびをなすった。これは事実でございました。それから農林省の畜産局長からも、はっきりとその事実は指摘された。こういうことは公取も大いに関係している問題であって、特に公取は一番関係していたわけなんですが、それなのに真偽のほどもわからないというような考え方に立っているというのは、はなはだ私は合点がいきません。そういう考え方にいらっしゃるとしたら重大だと思う。農林省、厚生省、公取が消費者に対する行政において一致しないということになります。お互いだいへんばらばらで、公取が隠していたことを厚生省・農林省のほうからわかってきたのはけしからぬみたいな言い方なんです。消費者の立場というのは一体どこにあるのですか。私、たいへんいまのお答えを聞いていて憤慨いたしました。もうちょっと公取は、それほど重大なこと――最終的には異種脂肪を含んでいたという会社名を発表なさいましたでしょう。しかも、二年もたってですね。ですから、発表する以上は、その事実をつかんで発表なさるべきだと思います。
 それからまだ問題点は、おととしの九月でしょう、それからその調査の結果が、国立衛生試験所で調査さして、昨年の三月三十日までかかった――あまりに長いのにも私は実に驚くのですがね。そんなにかかるはずのものではない。その間一体何をしていたかということです。
 それから、新聞報道によりますと、年間五十億くらいのもうけを、異種脂肪を混入することによってやっている。牛乳はメーカーにとってはマージンの少ない企業でございますが、それにもかかわらず、明治が非常にたくさんの配当をしているというようなこともあったようですけれども、公取はそういう点まで当然お調べになるべきだ。それにもかかわらず、いま結果が出てきたのに、どういうわけでどこから漏れたのか知らないけれどもというような言い方は、まことに私はけしからぬと思いますが、もう一ぺんその点を先に御説明願いたいと思います。
○政府委員(谷村裕君)
 まことにごもっともな御質問だと存じます。私どもは、何らかの機会に、いつかはこういう問題について、はっきりと、私どもが当時何をやってきた、どう考えておったかということを表に出したほうがいいと思って、その時期を待っていたわけでございまして、私どもが不本意にも、よそから漏れたばかりに言わざるを得なくなったんだというような、さようなことではないということを、まず申し上げておきます。私の申し上げ方に、もしさような意味にとられるようなことがあったとすれば、私の申し上げ方が悪かったのだということをここで反省いたします。
 それから第二番目に、厚生省に対してあやまり状を書いた、始末書を書いた、あるいは農林省の畜産局長に対してあやまった、あるいはまた、消費者団体その他の方々に対してもあやまったという、そのあやまったということが、私どものほうで申し上げましたような意味における事実を事実として、混入があったということについて自分もそれを認めたのか、混入の疑いを持たれたということについて申しわけなかったと言ったのか、それとも、自分らは故意にそういう操作をしておったという事実を明らかにしてあやまったのであるか、私どもは、あくまでその点については自分で故意にやったのではない、また、偶然でもそういうふうなことが入る余地はないという説明を聞いておりましたし、また、検査の――検査と申しますか、立ち入り検査の結果でも、そういうことを反論するだけの証拠を見つけることはできなかったのでございます。それはおまえらのやり方がへただからと言われればそれまでかもしれませんが、私どもの行政と申しますか、仕事のやり方といたしましては、やはり最終的には証拠をもって争う、いわば裁判にかけてでも争う、最高裁にまで行ってでも争うという、そういうたてまえで、証拠を十分握った上で、違反なら違反ということを突き詰めていかなければならない、さような法の運用の厳正を要求されておるという面もございますので、特に昨日農林省が云々というふうな記事はけさ見たばかりであり、また、引責辞職するらしいという記事も私どもけさ見たばかりでございまして、それなら、ほんとうに自分たちの非を認めたなら認めたで、いままで私たちに言っておったことがうそであったということを、私たちはまた、きちんと始末をつけなければならないというふうに、けさ新聞を見て思ったわけでございます。どういう意味での引責辞職であるかについて私どもはまだつまびらかにいたしておらない。また、それは、私どもの立場として、厚生省や農林省にばかりあやまっておって、私どものところには相変わらずシラを切っているということはおかしいと思いますから、私どもとしても、どういうことでどうなっているのか、きちんとさせたい、さように思っている、そういうところでございます。
○田中寿美子君
 きょうは、厚生省、農林省側は、この問題に関係した方には来ていただいてはいないわけですから、ですから、一緒に発言していただくわけにはいかないわけです。
 しかし、これだけ長いことかかっている間に、消費者の立場を少し考えていただきたいんですが、九月にそれを調べ始めて、そして昨年の三月三十日にようやくわかる、そういう期間がたって、それからまたことしと、一年たっているわけですから、消費者は異種脂肪の混入されたものをその間どんどん飲んでいるということになります。そういう立場からしても、当然、きちんと、どっかが調べるべきであったと思います。もう終わってしまったことですから、あまりそんなに言いたくはないんですが、たとえば、私どもは牛乳のBHCの問題の追及を長くしておりましたものですから、牛乳からBHCをなくすために一生懸命になっておりましたし、そういうBHCが出てきたとか、あるいはDDTが出てきた、あるいはPCBが出てきたなんといいますと、異種脂肪が入っている、あるいはそのほか抗生物質があるなんといいますと、牛乳は非常に需要が減るわけでございます。そういう点からいって、ほんとうなら非常な栄養食品であるところの牛乳がそういうふうになるということは決してうれしいとは思いませんけれども、しかし、きれいな、栄養がある牛乳が手に入らなければいけない。それから特に公取の使命というのは、表示に関して一番の責任を持っていらっしゃるわけですから、内容と表示とが違っているという点では、もっともっとこの問題を厳密にお調べになるべきだったと思います。確かに、明治のほうでは、そういうことはなかった、なかったと言い張りなさった時間がたいへん長うございましたから、私どもも、まさかというふうに思っていたわけです。それがこういうことになったんで、三役が辞任されたということにかんがみましても、私は、はっきりさせておいてほしいと思います。中小メーカーのほうは、自主規制みたいなことをやって、相当罰を受けたのです。あの当時、毎日新聞でしたか、発表いたしました中に、ほかのメーカーの名前も出ました。そうして、そのメーカーは相当な罰を受けております。だから、そういう点では、大メーカーについて、何か、まさか大メーカーだからという気持ちが公取のほうにもおありになったかもしれません。その辺はきちんとやっていただかなければいけない。
 それから先ほど委員長のお話で、自分たちの検査機関がないとおっしゃった。私はこれはたいへん致命的なことじゃないかと思う。これは実はほかの問題についても、そう思っているわけです。公立の検査機関を使うことはもちろん大いにけっこうですが、しかし、試買してきたものを検査するのに公取に検査機関もないということでは、これは重大なんで、だから自信のある発言もできないのじゃないかというように思います。その辺を十分考えていただいて、消費者の立場をまず考えていただきたい。私はそれを御要望して、この問題は、済んだ問題ですから、そんなに蒸し返すつもりはないんで、公取の行政に関して消費者が不信を持つという意味で二つの問題点が出ていますから、そのあとのほうの問題に移ります。
 (中略)
○政府委員(谷村裕君)
 前段の問題につきましては、私ども、その当時から事柄の重要性を十分に考え、かつ、私どもだけでは必ずしも十分にいかないということも承知いたしておりましたがゆえに、厚生省にお願いいたしまして、厚生省こそ、まさに全国の都道府県知事等を通じまして、またそれぞれの検査機関もお持ちでありますから、この問題に本格的に取り組んでいただきたいということをお願いするとともに、私ども自体もこの問題と取り組みたいということで一生懸命やってまいりました。何ぶんにも、先ほど御指摘のように、試買検査をお願いしましてから結果が出るまでに半年以上かかるというような、そういう、仕事の合い間合い間を見て何かやっていただくようなことでありました。私どもも残念なことだと思いますが、ただいま御指摘をいただきましたような点につきましては、今後ともひとつ私どものあり方を十分考えていきたいと思います。
(中略)
○中沢伊登子君 関連。
ひとつ私も田中委員の質問に関連をさしていただきたいと思います。
 実は、私も乳業懇話会のメンバーで、田中先生と一緒に、何とかしてヤシ油の入った牛乳だの、あるいはBHCの入った牛乳でない、ほんとうに公正ないい牛乳を、おかあさんや、お子さんたちに飲んでいただきたいということで、一緒に出席をさしてもらっているわけですけれども、いまの牛乳の問題を蒸し返してたいへん恐縮なんですけれども、公取委員長は、いままで明治乳業の浅沼社長にお会いになったこと、おありになりますか。
○政府委員(谷村裕君)
 先般、衆議院の物特におきまして武部委員からの御質問がありましたあとにおきまして、私とものところに――私どもじゃございません、私の部屋に、いろいろお騒がせして申しわけございませんでしたという程度のあいさつに見えたことがございます。それだけでございます。
○中沢伊登子君
 私の聞いたところでは、ヤシ油が入っているということは、ずいぶん前から騒がれた問題でございまして、その後私どもも、おかしい、おかしいとは思っていたわけでございますけれども、たまたまこの間の発表のようなことになったわけですね。それまでに、乳業懇話会の役員の方々が何べんも、大メーカーの明治乳業のつくった牛乳の中にそういうものが入っているやのうわさがあるけれども、大メーカーがそういうことでは困るということで、再三電話をしても電話に出てくれない、わざわざ明治乳業まで行ってお目にかかろうと思って行っても全然社長は会ってくれない、こういうふうなことで、もうほんとうに泣きそうな顔をして、何とかこんなことが新聞発表にならない前に、そうして、それがほんとうか、うそかということを突きとめたいために何べんも行ってみたけれども、とうとう会ったことがありませんでしたと、こういうお話でありました。この辺に、これは浅沼社長の人柄があるでしょうし、また、たいへん悪く理解すれば、やっぱりその辺を逃げていらしたのではなかろうか、こういうふうな疑いをたいへん私ども持たざるを得ないということは、非常に残念でございます。今後とも、こういったような大メーカー、われわれが信用している大メーカーにこういうようなことがあってはならない。私どもは、これは厳に公取として監督をしていただきたい。このことを要望いたしておきます。
 それと同時に、木村長官ね、いま公取委員長が、自分たちで試験室を持っていない、検査室を持っていない、これがたいへん痛手だとおっしゃっていましたけれども、どうか、公取には今後またいろんな問題があると思いますので、できることならば公取にそういうものを持たす、持ってもらう、こういうことをひとつ経企庁のほうでもお考えいただけないものかどうか、御答弁いただきたい。
○国務大臣(木村俊夫君) 公取委員会の性格等もございますが、ただ、私考えますに、技術者の問題でなかなか困難もあろうと思います。今後十分ひとつ検討さしていただきたいと思います。
○田中寿美子君
 それで、どうもきょうは、この問題に関する厚生省側、農林省側、お呼びしておりませんので、それで公取委員長の発言では、何となく欠席裁判になるようなものの言い方があります。たとえば、厚生省が怠慢であったのじゃないかと思われるような節があったり、それからどうしてそっちから漏れていったりしたのかというようなことがありまして、たいへんその辺は遺憾でございます。これは長官、いまお聞きになっておりましたように――私は、公取は消費者がたいへんみんな、たよりにしてきた機関でございます、非常に公正で、消費者の味方だというふうに考えてきたんですけれども、こういうことがありますと、たいへんまた不安になりますのと、それから消費者行政での、それぞれの省間の連絡が、この前も申し上げましたように、たいへん統一を欠いている点があるわけですね。そういう点の調整をきちんとやっていただきたい。この問題について、そういうことをお願いしたいと思いますが、御意見、御感想をお願いいたします。
○国務大臣(木村俊夫君)
 この問題、もしこの新聞報道のとおり、業界のトップ会社が、ある作為でこれをやっておったとなれば、もうこれは全く論外の問題でございます。ただ、これの検査の経過等を、いま公取委員長からもいろいろ聞きました。たとえば、第二次試験で異種脂肪が検出されなかったというようなこともあったようでございまするし、なかなか技術的にむずかしい検査でもあったと思いますが、しかし、公取委員長のお話がありましたとおり、公取委員会の性格として、あくまで公正を期するという点で、たいへん時間がかかったこともよく理解ができます。それと同時に、先ほど御指摘がありましたように、公取自体がそういう検査機関を持っていないというところから来る、まだるっこさと申しますか、そういう点もわれわれ感ぜざるを得ません。そういう意味におきまして、私ども消費者行政をあずかっております経済企画庁といたしましても、この問題は、公取委員会、厚生省、それから農林省――厚生省、農林省が実地にそういう監督権限を持っておるわけでございますから、そういう三機関と私どもの間で、何にせよ、これはもう実態をもう少し解明することが先決でございますから、私どもの責任でその実態を解明した上で、しかるべき手を打ちたいと、こう考えております。
○田中寿美子君 
それから、いまの問題なんですが、検査機関のことも、その第二次検査で異種脂肪が出なかったというけれども、これは業者の検査機関でやっているのです。そういうことについても、私は、もっと厳密な、公的な機関でやるということをしていくように指導していただきたいということを要望しておきます。
 (中略)
 (中略))
○田中寿美子君
 それで、私は、さっきの牛乳の話にちょっと戻りますけれども、牛乳の公正取引協議会がありますわね。そして、あそこで異種脂肪の問題も問題にしたと思うのです。大体公正取引協議会というのは、前に公取にいたような方がみんな入っていらっしゃるようですね、指導するために。非常に多いと思うのです。ですから、公正取引委員会と、公正取引協議会――これ、民間の団体ですね、業者の中でつくっている団体でしょう。その間の連絡は非常に密接だと思うのです。ですから、異種脂肪の問題なんかも、公正取引協議会が徹底的にやれば、さっきのような情報不足は公取にはなかったはずだ、こういうふうに思うのです。私、これ、深追いする気はもうありませんけれども、すべての業界にある公正取引協議会に同じようなことがありはしないかという疑いを、この際持つようになってしまいますね。ですから、公正取引協議会に対しては、どういうふうに公取は指導監督をなさいますか。
○政府委員(熊田淳一郎君)
 これは業界の自主規制機関でございますので、原則として、この違反行為があります場合にも、協議会の制裁措置に一次的にはまかせるということにしておりますけれども、しかしながら、協議会の自主規制あるいは制裁措置で十分に規制の効果があがらないというような場合には、公正取引委員会といたしまして別に措置をする、あるいは協議会に対しまして警告を発するとか要望をするというようなことをいたしております。


○田中寿美子君
 私、それは厳重にしてほしいし、ゆめゆめ公取との間になれ合いがあるというようなことのないように、委員長、気をつけていただきたいと思います。異種脂肪の問題について非常に情報不足でいらしたように御説明でございましたから、この点は御注意願いたいと思います。公正競争規約をつくる際に認定なさるのですけれども、その認定には十分に皆さんが意見を述べて、業界の持っている規約にはいろいろと介入といったらあれですけれども、つくるときにはよく相談に乗って指導なさっているんだと思いますが、そうですが。
(後略)
第068回国会 物価等対策特別委員会 第6号
昭和四十七年五月十七日(水曜日)
posted by こたやん at 10:13| Comment(0) | 明治乳業争議 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。